総合評価 ★★★★★★★★★★ (XX/100)
制限時間内の利用であれば無償で利用できる。サイト上から簡単にダウンロードでき、クライアント、管理者の両方がソフトを起動すればすぐに監視が開始できてとても手軽。
AeroAdminの弱点
ログなどの形で記録されず、リアルタイムでの監視になるので、管理者が稼働している時のみの活用となる。
機能
リモートコントロール(ログオンや再稼働、クリップボードの同期化、自動ロック解除、起動時のスクリーンショット撮影など)。 デスクトップの画像を送信、遠隔で操作など。
料金
20クライアント
                      1ヶ月接続17時間まで無料
導入しやすさ
クライアントと管理者それぞれがアプリケーションをダウンロードすればすぐに使用できる。
導入実績
不明
不正抑止効果
◎ 記録には残らないが監視されているので意識は高まる
セキュリティ効果
△ ユーザーの状況を見ることはできるが、記録には残らない
勤怠管理機能
△ ユーザーの状況を見ることはできるが、記録には残らない
PC監視導入のコツ
サービスにより使い方は様々ですが、どんなものでも共通して、システム導入を成功させるためのポイントや注意すべき点があります。
1.目的を明確にする
御社がシステムを導入する目的は何でしょうか。 
                テレワークの社員がサボらないように監視したい。情報漏洩を防ぎたい。様々な目的があるでしょう。 
                システムにより得意分野が色々あり、価格も様々です。自分たちの目的を明確にすることで、費用対効果を最大限にすることができます。今回調査した中には無料のシステムもあり、単に「監視されているという意識だけもってくれれば良い」ということであれば、莫大な費用をかけずとも導入することができます。
                まずは何をしたいのか、明確にしてみましょう。
              
2.個人の行動を監視することに問題は?
従業員が就業時間に行っている作業は、企業の監視下で然るべきで、服務規則の視点で見れば、何をやっているかをモニタリングすること自体は本来問題にはなりません。しかし一方で「プライバシー」という観点から見ると、たとえ就業時間であっても、逐一覗かれていることについて議論の余地があります。 このジレンマを回避するために、一般的には次のように対応することが良いと言われています。
(1)監視を告知すること 
                  ステルス機能などを有したシステムも見られますが、無断で行うことは問題があります。
                  必ずPCのユーザーである従業員に、監視する目的や内容などを告知するようにしましょう。
(2)社内ルールに織り込むこと 
                  上記の内容を就業規則や労働協約などの社内ルールに織り込むようにしましょう。 
                  組合組織などと調整することを推奨します。
3.管理者のモラル
                本来、不正抑止のためのシステム導入のはずが、万一使い手の側に悪意があったとしたらどうでしょう。 
                言ってみれば、従業員の作業内容が丸裸なわけですから、悪用することもできないとは言えません。 
                このような事態を避けるためには、管理者が適切に活用しているかの確認や監査、また定期的な運用ルールの見直しなどは行う必要があります。
              

 
   
   
             
              